カードカウンティングとは
カードカウンティングというのは、独立事象ではないゲームであるブラックジャックなどで用いる攻略法として知られています。
やり方は、今まで使用したカードを記憶する事により、残りのカードが把握出来、次に出されるカードを読める確率が高くなるという考え方です。
カードカウンティング には色々な流派があるのですが、最も一般的な考え方をご紹介します。
最も一般的なカードカウンティング
今まで既に出たカードが エース や 10、あるいは絵札ならば、１枚につき −１点とします。
そして７、８、９ ならば ０点、
２、３、４、５、６ は ＋１点とします。
上記の点数をプレーをしながら合計していきます。
そしてある程度回数を重ねていき、その合計がプラスの値ならばプレイヤー側に有利だと判断して賭金を多めに張ります。
なぜプラスだと有利だと判断するのかと言いますと、今の合計の値がプラスという事は「２、３、４、５、６」のカードが既に多目に出たという事なので、残りのカードにエース や 10、あるいは絵札などが多く含まれている可能性が高いという事が分かると思います。
エース が山の中に多い場合、ブラックジャックが完成する確率はプレイヤーもディーラーも同じ確率なのですが、プレイヤー側が完成すれば 1.5倍獲得出来るのでプレイヤーが有利なのです。
又、絵札が山に多いという状況もプレイヤーにとって有利に働きます。なぜならディーラーは17 までは必ずヒットしなければならないルールになっているのでバーストの確率が高くなるからです。同時にブラックジャックが完成する確率も高い状況なので前述しましたようにプレイヤーに有利です。
さらにプレイヤー側にだけ認められているダブルダウンが効果的に決まる可能性も高くなる事でしょう。
逆にマイナスならば不利だと判断して賭金を減らします。
理由としては、やはりディーラーが有利になるからです。
残りのカードが小さい数字だという事は、ディーラーがバーストしにくくなりますし、プレイヤー側の特別ルールのダブルダウンの効果が薄れてしまうからです。
以上が数あるカードカウンティング法の中でも最もオーソドックスな戦略です。
カードカウンティングに対するカジノ側の対策
カードカウンティングは、やはり デック 数の少ないテーブルで実行するべきでしょう。。
しかし、カジノ側も対策を取っており、デッキを複数用意しているカジノも多いです。
またはシングルデックも用意してはいるものの、ベットの上限が極端に小さく設定されていたりしているケースもあります。
オンラインカジノでカードカウンティングは通用するのか？
さて、カードカウンティングはオンラインカジノで通用するのでしょうか？
これは未だに答えは出ていない状況です。
間違いなく言える事は、全面的に許可しているという事は絶対にありません。
オンラインカジノはパソコンの前でプレイしているのでカジノ側からはコチラが何をしているのかは見えませんので、エクセルなどでデータを取りながらプレイすれば簡単にカードカウンテキングが実行できてしまい、カジノ側の大赤字は目に見えています。
ライブゲームは別として、ビデオゲームではおそらく対策をとっているハズです。
これは確実というワケではないので、あくまでウワサの域を超えませんが、ランダムなタイミングでシャッフルしたり、そもそもデッキという概念が無く毎回独立した確立でカードを配ったりしているののではないか？と言われています。
又は、そういった操作はしていないがマックスベット額が小さく設定されているカジノもあります。
従いまして、カードカウンティング法を活用して、オンラインカジノで一攫千金！という目標はたてない方がよさそうです。
しかし！カードカウンティングが絶対に通用しないと決まった訳ではありません。
少しでも可能性があるのなら使って損はないと思いますので、ブラックジャック攻略法としては非常に有効な「ベーシックストラテジー」と一緒に使う事によって、その効果を発揮出来る可能性を秘めています。
ブラックジャックのルールやベーシックストラテジーの活用方法がしっかりと
解説されていますので、よろしかったら貰ってください。
カードカウンティングとは関連ページ
- マーチンゲール法
- マーチンゲール法はオンラインカジノで通用するのか？
- グランマーチンゲール
- グランマーチンゲールとは？
- ベーシックストラテシー
- ベーシックストラテシーとは